「週末田舎暮らし」と「サードプレイス」
10月も中旬になり、肌寒さを感じる日が増えてきました。
先週末の10/8(日)~9(月)は、夏日(25度以上)で、週末田舎暮らしの拠点である千葉内房 鋸南町の家の庭では、季節外れのセミが一匹、「ミーン、ミーン」と鳴いており、今夏?最後の聞き納めとなりました。
さて、前回(9/30)の記事で、「週末田舎暮らし と 疲労の軽減」について記しました。(※記事はこちら)
週末田舎暮らしの回数を、月3回の宿泊 ⇒ 月1回の日帰り に減らした結果、「疲れやすく」なったのです。
そこで、前々回(8/27)の記事で決めたルールの一部を変更する事にしました。(※記事はこちら)
それは、、、
■月1回の「(日帰り)週末田舎暮らし」
↓↓↓
■月2回の「(宿泊)週末田舎暮らし」へ、
「回数」と「日数」を増やす(=戻す)事にしたのです。
早速、10/8(日)~9(月)の2日間、「週末田舎暮らし」してきました。
といっても、特別な事は何もしません。いつも通り、、、
昼は、
家の周辺の草木を刈り、
ウッドデッキで海を眺めながらビールを飲み、
読書して、
地元の方に会えばお話しする。
夜は、
ウッドデッキで酒を飲みながら、遠くに上がる花火を鑑賞し、
朝は、
朝日を浴びながら、浜辺を散歩し、
夕方は、
夕日を浴びながら、防波堤で釣りしたり、浜辺で散歩したり。
それだけです。。。
しかしながら、この「時の過ごし方」が、私の身体にとっての「クスリ」になっている事に気付きました。
東京へ向け帰り支度する頃には、最近悩まされてきた「何となく疲労感」が消え、気分が「前向き」に転換していたのです。
今回の試行錯誤(月3回 宿泊 ⇒ 月1回 日帰り ⇒ 月2回 宿泊 へのルール変更)は、私の人生にとって大事な事を気付かされてくれました。
それは、「週末田舎暮らし(の家)」が、私にとっての「サードプレイス」になっていた事です。
■ サードプレイスとしての週末田舎暮らし
「サードプレイス」という言葉を聞いて、どのような場所が頭に浮かぶでしょうか?
お気に入りのテラスCafe、馴染みのBarや小料理屋、定期的に通うエステやマッサージ店、たまに行く温泉旅館etc、その想起は人それぞれだと思います。
多くの人にとっての身近なサードプレイスは、スターバックスコーヒー(スタバ)かもしれません。ちなみに、スタバのWebページには下記の記載があります。
スターバックスはお客様の「サードプレイス」として親しまれ、2013年にはおかげさまで国内1,000店を超える店舗数に達しました。
そもそも、「サードプレイス」は、アメリカの社会学者であるレイ・オルデンバーグが著書で提唱したものです。英語で”The Great Good Place”、日本語では「とびきり居心地良い場所」と記されています。一部を下記に抜粋引用します。
都市居住者にとっては生活上欠かせない「二つの居場所」に加え、居心地の良い三番目の場所「サードプレイス」が必要であり、、、
生活上欠かせない「二つの居場所」とは、ファースト・プレイス(第一の居場所)である家、セカンド・プレイス(第ニの居場所)である職場や学校である。
この「サードプレイス」の概念を表すキーワードとしては「スロー」が相応しい。
つまり、都会人は、潜在的意識の中で、「スロー」な「サードプレイス(第三の場所)を求めているのでしょう。
「スロー」を感じられる代表的な場所と言えば、「自然のゆらぎ」を感じられる田舎だと思います。
海、里山、山、高原、湖、森、雪、、、四季折々に変化する自然の風景を体感出来る田舎こそが、最適な「”スロー”な”サードプレイス”」に成り得るでしょう。
旅行で、ホテルや旅館に泊まっても、上記を一時的に体感する事は出来ます。ですが、いつもの自分の空間(=週末田舎暮らしの家)であれば、より居心地の良い『”The Great Good Place”「とびきり居心地良い場所」』になる事でしょう。
自分の人生の中での「サードプレイス(第三の場所)。
「週末田舎暮らし」に興味あるビジネスパーソンにとっては、「週末田舎暮らしの家」を手に入れる事(※空き家を安く賃借するのも1つ選択肢)が、最適解になるかもしれません。
2日前の日経新聞朝刊に下記記事がありました。総務省は「都市部の住民が週末に地方に通って地域活性化に取り組むことを支援する」そうです。
(出所:日本経済新聞 2017年10月12日 朝刊)
週末田舎暮らしの興味あるビジネスパーソンにとっては、こうした制度を活用することで、「週末田舎暮らし」の実現の敷居を下げる事が出来るでしょう。
まずは、一歩を踏み出してみてください。。。
以上、「週末田舎暮らし」と「サードブレイス」でした。。。