「週末田舎暮らし」と「関係人口」
最近、「関係人口」という言葉を見聞きする機会が増えてきました。
「地方創生・地域活性化・移住」等に関連する記事やニュースで、この言葉「関係人口」とちょくちょく出会うのです。
記事やニュースの文脈から、「関係人口」をザックリ定義すると、こんな感じです。
「ある地域のファンになり、居住せずとも、その地域に関係し、応援する人」。
気になったので、「関係人口」をGoogle検索してみました。
地方創生の「注目キーワード」になりつつあるようです。
検索結果例として下記があります。「関係人口」は、既に国の政策にも反映されています。
- 国土交通省の国土専門委員会(スライド資料はこちら)
- 総務省の移住・交流施策のあり方検討会(スライド資料はこちら)
- 関係人口のシンポジウムを2017/11/3に開催(詳細はこちら)
- 関係人口で地域活性化=出身者、勤務経験者活用-総務省(記事はこちら)etc...
注目キーワードの「関係人口」。週末田舎暮らし実践ビジネスパーソンの立場から概観してみました。
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「週末田舎暮らし」と「疲労の軽減」
9月も終わり。過ごしやすい季節になりました。
週末田舎の拠点である千葉内房の鋸南町保田は、夏の海水浴、そして秋の稲刈りや祭礼を終え、いつもの静かで長閑(のどか)な町に戻っています。
さて、前回(8/27)の記事で、「(月3回の)週末田舎暮らし」 ⇒ 「(月1回の)月末田舎暮らし」への生活変化を記しました。(※記事はこちら)
月1回の「月末田舎暮らし」へ移行した後、3か月を経過し、身体で感じる変化があります。
それは、、、「疲れ」やすくなった感じがするのです。
顕著な変化例としては、平日夜、帰宅後に、TVニュースを見ながら、いつの間にか寝入っている事が増えました。
かっては、平日夜の週2回程、スポーツジムに通っていました。読書もしていました。しかしながら、最近は、夕食を済ませたら、TVの前で寝ている事が多くなったのです。
「都会仕事」への時間投入増の為に、「都会生活」の時間を増やすべく、週末田舎暮らしを”月3回” ⇒ ”月1回”へ減らした訳ですが、カラダのコンディション的には「逆効果」だったかもと思い始めています。
そこで、「疲労」の権威である梶本修身氏の本「なぜ、あなたの疲れはとれないのか?」を読み、「週末田舎暮らし」と「疲労の軽減」の間の因果有無を考えてみました。下記6点の因果がありそうです。
「週末田舎暮らし」に興味あるも、日々の都会仕事や都会生活で心身共に疲労しているビジネスパーソンにとっての参考情報になれば幸いです。
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「プレミアムフライデー」に「週末田舎暮らし」してみました
昨日、2月24日(金)は、初めての「プレミアムフライデー」でした。
ニュースや新聞等で、大々的に告知されているので既知とは思いますが、「プレミアムフライデー」とは「月末の金曜日を15:00退社して、ちょっと豊かに過ごす」という官民連携の取組みです。
「働き方改革」や「消費喚起」を目的にしているそうです。
(※働き方改革については、前回下記を記載しました。。。)
その経済効果ですが、みずほ総研の試算によると、消費押し上げの主役は「旅行消費」であり、その額は「2,195~2,637億円」。普及が進めば「4,975~5,976億円」との事。
「プレミアムフライデー」は、1992年の「週休2日制」以来の休みの導入になります。
2月24日(金)夜の経済番組「ワールドビジネスサテライト」によると、「プレミアムフライデー」への賛同企業数は「3,930社」で、15:00退社を実施した企業数は「130社」との結果になったそうです。
様々な賛否両論が渦巻いていますが、それは今後の「浸透」と「結果検証」に委ねるとして、私は「プレミアムフライデー」を「週末田舎暮らし」に実験活用してみました。
将来的な「週末田舎暮らし(二地域居住)」や「移住」を検討する人にとっての参考情報になれば幸いです。
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「働き方改革」と「理想的な週末田舎暮らし(私案)」
昨今、過労自殺や違法残業問題が表面化し、企業が罰則を受けるニュースを多見するようになりました。
企業罰則厳格化の背景には、政府による「働き方改革」があります。
「労働人口減少」✖「長時間労働慣習による生産性低下」=「日本経済の創出価値が減少」。
これを打破する為に、第3次安倍内閣(2016年8月発足)では、「働き方改革担当相」を新設し、2017年度からの「働き方改革」を推進する為に、会議を開催し、実行計画を策定中です。
同一労働同一賃金、多様な人材の活用(女性・高齢者・外国人の活用)など、様々な政策議論が進んでいるようです。
上記状況下、政府の動きに同調した一部企業では、先行して施策を発表し、実行に移しています。
私が、「週末田舎暮らし」の観点から気になるのは「在宅勤務」と「副業解禁」です。
上記2つの施策が浸透していけば、「都会経済」「田舎経済」「ビジネスパーソンの心身」にとって有益な「理想的な週末田舎暮らし」が実現出来ると考えるからです。
今日は、私が考え・目指す「理想的な週末田舎暮らし(私案)」を記します。
将来的な「週末田舎暮らし(二地域居住)」や「移住」を検討する人にとっての参考情報になれば幸いです。
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週末田舎暮らしで「季節の移ろい」を感じる(冬 ⇒ 早春)
時が経つのは早いもので、2017年も早1ヶ月を経過しました。
今日は2月4日。「立春」です。まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では季節は「春」になりました。
平日の都会暮らしでは、「日が長くなってきたな」「日射しが強くなってきたな」的な感じで季節の変化に気付く事が多いと思いますが、週末の田舎暮らしでは自然にまつわる様々な季節変化を体感出来ます。
千葉内房(鋸南町)での私の実例を、4つのカテゴリー(「花」「海の恵み」「野菜」「果物」)で共有します。
将来的な「週末田舎暮らし(二地域居住)」や「移住」を検討する人にとっての参考情報になれば幸いです。
1.花
(1)水仙
鋸南町には「江月水仙ロード」という名の町道があり、水仙が咲き乱れる約3kmの散策コースがあります。1月には多くの観光客が訪れます。
また、町内の佐久間ダムでは、夜間、水仙のライトアップを鑑賞出来ます。(※水仙まつりは、こちら)
【@江月水仙ロード】
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