都会と田舎の二地域暮らしのバランス ~ Dual Life Balance ~ ~ 田舎の治癒力を都会のビジネスパーソンへ ~

成瀬 訓久(なりせ くにひさ) 平日は「東京で都会暮らし」、週末は「千葉の内房(鋸南町)で田舎暮らし」の週末田舎暮らし(二地域居住)をして15年。 田舎には「都会の人を癒す治癒力がある」と思います。 「都会での経済・効率優先の生活」と「田舎での原始・人間的な生活」のバランス(Dual Life Balance)を模索・追究しています。 私の試行錯誤な実践知見情報が、週末田舎暮らし(二地域居住)を検討する"忙しいビジネスパーソン"にとって役立つなら幸いです。

週末田舎暮らしで「季節の移ろい」を感じる(冬 ⇒ 早春)

時が経つのは早いもので、2017年も早1ヶ月を経過しました。

 

今日は2月4日。「立春」です。まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では季節は「春」になりました。

 

平日の都会暮らしでは、「日が長くなってきたな」「日射しが強くなってきたな」的な感じで季節の変化に気付く事が多いと思いますが、週末の田舎暮らしでは自然にまつわる様々な季節変化を体感出来ます。

 

千葉内房鋸南町)での私の実例を、4つのカテゴリー(「花」「海の恵み」「野菜」「果物」)で共有します。

 

将来的な「週末田舎暮らし(二地域居住)」や「移住」を検討する人にとっての参考情報になれば幸いです。

 

 

1.花

 

(1)水仙

鋸南町には「江月水仙ロード」という名の町道があり、水仙が咲き乱れる約3kmの散策コースがあります。1月には多くの観光客が訪れます。

また、町内の佐久間ダムでは、夜間、水仙のライトアップを鑑賞出来ます。(※水仙まつりは、こちら

 

【@江月水仙ロード】

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【@佐久間ダム

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(2)菜の花

南房総エリアの冬は、東京より暖かい事から、花の咲く時期が早いです。菜の花は12月から咲きます。花畑に行かずとも、農道などの至る処で鑑賞出来ます。

 

【@家の下の畑】

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(3)河津桜鋸南町では頼朝桜と呼ぶ)

2月に入ると、河津桜(=頼朝桜)が咲き始めます。保田川沿いは鑑賞スポットになっており、散策する観光客が訪れます。「河津桜と菜の花のコラボ」はキレイです。(※頼朝桜まつりは、こちら

 

【@保田川】

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(4)お花畑が満開に

南房総エリアでは、花畑が満開になり、花摘みを楽しめます。

 

【@千倉 白間津の花畑】

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【@館山 平砂浦のフアミリーパークの花畑】

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2.海の恵み

 2月になると、海藻の新モノが出始めます。

 

(1)ワカメ

乾燥ワカメも美味しいですが、せっかくなので、獲れたての「生ワカメ」を「しゃぶしゃぶ」で食します。私の家の近くでは、「浜の味 栄丸」で限定メニューとして頂けます。

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(2)ひじき

 房州ひじきは、ザックリ「内房産」と「外房産」に分かれます。私の食べ比べ感覚では、「内房産ひじき」は「細くて味が濃く」感じます。波の穏やかな内湾で育つ事が影響しているのでしょう。「外房産ひじき」は波の荒い外洋にさらされる為か「太く食べ応え」を感じます。

私は、内房の浜金谷産のひじきが好きで、長年の間、保田駅近くの干物屋「提灯屋」で購入しているのですが、最近は、高齢化の為に収穫量が減っており、店頭で見かける機会が少ないのが残念です。。。

私は主として、「煮もの」で食します。

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3.野菜

 

(1)菜花

菜の花が咲き始めると、直売所には、食用の「菜花」が並びます。

私は主に、「おひたし」や「からし和え」、「しらす炒め」や「ベーコン炒め」として食します。

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(2)ふきのとう

2月になると、ふきのとうが、土から顔を出し始めます。野菜直売所にも並びます。

私は主に、「てんぷら」で食します。

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4.果物

 

(1)イチゴ

イチゴ狩りも本番を迎えます。多品種を食べ比べ出来ますが、南房総のオリジナルといえば「モモコ」です。果肉が柔らかく&桃のような食感と味を楽しめます。富浦の道の駅「枇杷倶楽部」のオリジナル品種です。 

 

【@ファミリーファーム保田】

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以上、「冬 ⇒ 早春」に感じる「季節の移ろい」、私の実例でした。。。