都会と田舎の二地域暮らしのバランス ~ Dual Life Balance ~ ~ 田舎の治癒力を都会のビジネスパーソンへ ~

成瀬 訓久(なりせ くにひさ) 平日は「東京で都会暮らし」、週末は「千葉の内房(鋸南町)で田舎暮らし」の週末田舎暮らし(二地域居住)をして15年。 田舎には「都会の人を癒す治癒力がある」と思います。 「都会での経済・効率優先の生活」と「田舎での原始・人間的な生活」のバランス(Dual Life Balance)を模索・追究しています。 私の試行錯誤な実践知見情報が、週末田舎暮らし(二地域居住)を検討する"忙しいビジネスパーソン"にとって役立つなら幸いです。

週末田舎暮らしで「季節の移ろい」を感じる(秋 ⇒ 晩秋)

今年の秋は気温が高めでしたが、10月の終わりから、急に冷え込んできました。

忙しい平日の都会暮らしでは、「寒くなってきたな」「陽が短くなってきたな」「暖かいものを食べたくなるな」的な感じで、季節の変化に気付く事が多いと思いますが、ゆったりとした週末の田舎暮らしでは、自然にまつわる様々な季節変化を体感出来ます。

千葉の内房鋸南町)での私の実例として、下記6つを共有します。

「週末田舎暮らし」や「移住」を検討する人にとっての参考情報になれば幸いです。

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1.紅葉が始まる

今年は紅葉の見頃が例年に比べ遅れているそうですね。。。

房総エリアは比較的暖かいので、通常の見頃は、11/下旬~12/上旬です。

房総半島というと、海をイメージしますが、中間部には、低山が連なり、ダムや湖が点在します。ボートで水上からの紅葉を楽しむ事も出来ます。

【※ 写真は上記 @片倉ダム

 

 

 2.棚田のライトアップが始まる

房総半島の中間部は、低い山が連なり、里山が点在、高低差のある棚田が散見されます。その中で代表的なのが、大山千枚田です。

東京から最も近い棚田と言われています。

9月の稲刈りを終えると、10月下旬からはライトアップされ、幻想的な風景を見せてくれます。 

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3.今年最後の地引網が終わる

岩井海岸では、春と秋の計8回、地引網体験が開催されています。

今朝は、今年最後の地引網でした。。。

約40分程かけて網を陸揚げすると、網には沢山の地魚が。。。

網引きで体を動かし、お腹がすいたら、もう1つのお楽しみ、獲れたての海の幸で、海鮮BBQです。

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4.闇夜が長くなる

都会では夜通し明るいですが、田舎には明かりが少ないので、日没と共に、闇夜となります。今の季節ですと、17:30には「真っ暗な夜」となります。

都会と違い、騒音もありません。「静寂な夜」です。

遠くから聞こえてくるのは「浜辺の さざ波音」。

そして近くから聞こえるのは、「ウォオオーン」や「キッキッ」的な獣の声。獣が枯葉を踏む「ガサガサ」とした音も聞こえます。

慣れましたが、ちょっと不気味な感じです。。。

なので、夜(夕方以降)は外出せず、家に引きこもります。

静寂な中で時間を忘れ、ひたすら静かに読書などして過ごします。

目が疲れたら、肌寒いウッドデッキに出て、水面に写る「月明かり」を眺め、目を休めます。

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5.庭の夏ミカンがたわわに実ってくる

まったく手入れしていないが、毎年、実をつけてくれる夏ミカン。今年も「たわわ」に実ってきました。

まだ青いですが、11/下旬以降、黄色く色付くでしょう。

おそらく最適な獲り時は、12/中旬~下旬だと思いますが、例年、食べ頃の時期になると、裏山から猿の大群が降りてきて、一気に食べ尽してしまいます。

なので、、、色付き具合を見つつ、早めの12月上旬に獲っています。

早摘みで酸っぱいので、ハチミツをかけて食します。

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6.草木が燃えやすくなる

冬に向けて湿度が下がってきました。嬉しい事が1つあります。それは草木が良く燃える事です。

夏の間に伐採した草木が、庭の片隅に山積みになっています。雨が多かったり、湿度が高く、焼却が追い付きませんでした。

ですが、、、晩秋~冬の間は、燃焼効率が高く、一気に片付き、庭もスッキリします。

また、木をくべながら、暖を取り、ビールを飲むのも格別です。。。 

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以上、「秋 ⇒ 晩秋」に感じる「季節の移ろい」、私の実例でした。。。