週末田舎暮らしで「季節の移ろい」を感じる(秋 ⇒ 晩秋)
今年の秋は気温が高めでしたが、10月の終わりから、急に冷え込んできました。
忙しい平日の都会暮らしでは、「寒くなってきたな」「陽が短くなってきたな」「暖かいものを食べたくなるな」的な感じで、季節の変化に気付く事が多いと思いますが、ゆったりとした週末の田舎暮らしでは、自然にまつわる様々な季節変化を体感出来ます。
千葉の内房(鋸南町)での私の実例として、下記6つを共有します。
「週末田舎暮らし」や「移住」を検討する人にとっての参考情報になれば幸いです。
1.紅葉が始まる
今年は紅葉の見頃が例年に比べ遅れているそうですね。。。
房総エリアは比較的暖かいので、通常の見頃は、11/下旬~12/上旬です。
房総半島というと、海をイメージしますが、中間部には、低山が連なり、ダムや湖が点在します。ボートで水上からの紅葉を楽しむ事も出来ます。
【※ 写真は上記 @片倉ダム】
2.棚田のライトアップが始まる
房総半島の中間部は、低い山が連なり、里山が点在、高低差のある棚田が散見されます。その中で代表的なのが、大山千枚田です。
東京から最も近い棚田と言われています。
9月の稲刈りを終えると、10月下旬からはライトアップされ、幻想的な風景を見せてくれます。
3.今年最後の地引網が終わる
岩井海岸では、春と秋の計8回、地引網体験が開催されています。
今朝は、今年最後の地引網でした。。。
約40分程かけて網を陸揚げすると、網には沢山の地魚が。。。
網引きで体を動かし、お腹がすいたら、もう1つのお楽しみ、獲れたての海の幸で、海鮮BBQです。
4.闇夜が長くなる
都会では夜通し明るいですが、田舎には明かりが少ないので、日没と共に、闇夜となります。今の季節ですと、17:30には「真っ暗な夜」となります。
都会と違い、騒音もありません。「静寂な夜」です。
遠くから聞こえてくるのは「浜辺の さざ波音」。
そして近くから聞こえるのは、「ウォオオーン」や「キッキッ」的な獣の声。獣が枯葉を踏む「ガサガサ」とした音も聞こえます。
慣れましたが、ちょっと不気味な感じです。。。
なので、夜(夕方以降)は外出せず、家に引きこもります。
静寂な中で時間を忘れ、ひたすら静かに読書などして過ごします。
目が疲れたら、肌寒いウッドデッキに出て、水面に写る「月明かり」を眺め、目を休めます。
5.庭の夏ミカンがたわわに実ってくる
まったく手入れしていないが、毎年、実をつけてくれる夏ミカン。今年も「たわわ」に実ってきました。
まだ青いですが、11/下旬以降、黄色く色付くでしょう。
おそらく最適な獲り時は、12/中旬~下旬だと思いますが、例年、食べ頃の時期になると、裏山から猿の大群が降りてきて、一気に食べ尽してしまいます。
なので、、、色付き具合を見つつ、早めの12月上旬に獲っています。
早摘みで酸っぱいので、ハチミツをかけて食します。
6.草木が燃えやすくなる
冬に向けて湿度が下がってきました。嬉しい事が1つあります。それは草木が良く燃える事です。
夏の間に伐採した草木が、庭の片隅に山積みになっています。雨が多かったり、湿度が高く、焼却が追い付きませんでした。
ですが、、、晩秋~冬の間は、燃焼効率が高く、一気に片付き、庭もスッキリします。
また、木をくべながら、暖を取り、ビールを飲むのも格別です。。。
以上、「秋 ⇒ 晩秋」に感じる「季節の移ろい」、私の実例でした。。。