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都会と田舎の二地域暮らしのバランス ~ Dual Life Balance ~ ~ 田舎の治癒力を都会のビジネスパーソンへ ~

成瀬 訓久(なりせ くにひさ) 平日は「東京で都会暮らし」、週末は「千葉の内房(鋸南町)で田舎暮らし」の週末田舎暮らし(二地域居住)をして15年。 田舎には「都会の人を癒す治癒力がある」と思います。 「都会での経済・効率優先の生活」と「田舎での原始・人間的な生活」のバランス(Dual Life Balance)を模索・追究しています。 私の試行錯誤な実践知見情報が、週末田舎暮らし(二地域居住)を検討する"忙しいビジネスパーソン"にとって役立つなら幸いです。

週末田舎暮らしと「お金」について考える

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週末田舎暮らし(二地域居住)に興味を持つ”ビジネスパーソン”からの質問で多い内容は、「①時間、②金、③住まい」等であり、前回は「①時間」について記しました。

今日は、「②お金」について、私の取組みを共有したいと思います。

週末田舎暮らしを1つの「Project」と仮定し、お金の「支出(費用)」と「調達(源資)」の2つの側面から考えます。

■支出(費用)

まず、週末田舎暮らしをするには「いくらぐらいのお金がかかるの?」、平日都会暮らしに追加して「どのくらいの追加コストがかかるの?」と聞かれますが、年間100日を田舎で暮らす私の事例で、月平均での支出額を概算してみます。

下記の5つを合計すると、76,600円/月でした。。。

 

1.交通費(月3回往復分):6,200円×3回=18,600円

・ガソリン代:往復1,600円/回(=往復200km ÷ 燃費15km/l × 120円/l)

・高速道路代(首都高~鋸南保田IC):往復4,600円/回

 

2.水道光熱費:6,000円

・電気:2,000円弱

・水道:2,000円弱

・ガス:2,000円弱

 

3.通信費:6,000円

光回線:5,000円

・プロバイダー:1,000円

 

4.住居費:42,000円

私の場合、土地220坪・建物35坪の平屋(現時点で、築45年)を、1,000万円で購入しました。内訳は、土地代が900万円(4万円/坪)で、建物代が100万円です。

ここでは、話しを単純化にすべく、20年(240ヶ月)使用して全て償却すると仮定し、月額計算しときます。1,000万円 ÷(20年 × 12ヶ月) = 42,000円/月。

近年、田舎暮らし用の住居の選択枝も増えつつあり、必ずしも、家を購入する必要が無くなりました。まだまだ戸数は少ないものの、「貸家・長期の貸し別荘・シェアハウス・小屋etc」、投資無く又は少投資で、月額家賃を払う形で田舎暮らしが実現できるようになってきました。ですが、そこそこ快適に過ごす家を選択するには、田舎といえども、月40,000円前後の家賃は必要だと考えます。
※農家と知人になれば、築古の空き家農家を月1万円以下で借りたりする事もできます。また、家の維持管理や畑の草刈り等の労役を提供する事で、家賃0円で家を借りれる事例もあります。但し、こういった事例は、忙しいビジネスパーソンにとってはハードルが高い物件だと私は感じます。週末に田舎に行く度に、やるべき多々作業に追われる事になります。平日は都会仕事に多忙で、週末は田舎作業で多忙では、心身共に疲れてしまうのではないでしょうか。。。

ちなみに、「③住まい」については、後日、詳細を別記事で取り上げます。。。

 

5.固定資産税:4,000円

・年間の固定資産税48,000円 ÷ 12ヶ月 = 4,000円

 

■調達(源資)

次に、上記の支出を、「何でどのようにまかなうか」を記します。

私は、収入を下記3種で構成する事を目指し、日々取り組んでいます。

1.仕事

2.株式投資

3.複業

 

結論から言うと、週末田舎暮らしに関わる月額費用は、「2の株式投資」から、充当しています。単月で見れば、利益が出る月もあれば、損失が出る月もあり、必ずしも、全てをまかなえている訳ではありませんが、年単位で見ると、週末田舎暮らしの費用は、株式投資からの益を充当しています。

株式投資と言っても、その範囲は広範なので、私は「1の仕事」に関係する、ある程度の土地勘がある「a.事業の変革と創造」「b.不動産」のみに取り組んでいます。

また、日々常時、株価に、気を取られる(=心が揺れる)のが嫌なので、原則、朝と昼と夜の計3回、合計30分程/日しか、株情報には触れません。

a.事業の変革と創造

・事業の変革とは、経営悪化した企業の再生局面や、事業継承し経営者が世代交代する局面での事業改革です。このタイミングで株式を買います。私の場合、短期的な儲け云々よりも、新たな経営の打ち手が「事業再生や事業再成長を実現するのか否か」に大変興味がある為、経営成果で出て、株価にどのように繋がるのかを楽しみに待ちます。故に、日々の株価に一喜一憂せず、中期的に放置しておきます。

最近の主要例では、「日本マクドナルド」は株価上昇を実現できましたが、「大塚家具」では株価停滞しています。「三菱自動車」株の購入は迷いましたが3回目の不正事件だったので心理的に応援する気にならず見送りました。

・事業の創造とは、新興市場東証マザーズなど)の成長小型株です。新規上場や新規上場後の成長加速の銘柄に投資します。こちらは、株価の変動が大きいので、1日~半年程度の比較的短期で売買をしています。

b.不動産

・不動産REIT不動産投資法人)への投資をしています。aの株式に比べれば、株価の急上昇はありませんが、安定的な利回りが期待できます。数ヶ月~1年程度の売買をしています。

 

私にとっての今後の課題は、「3.複業」です。現在、他者の会社の手伝い(会議出席、助言、人や事業の提携仲介、プレゼン資料の作成etc)を、依頼ベースで行っていますが、あくまでも、ボランティアであり、お金は頂いておりません。「私の知見が少しでも役立てば」「私自身の経験が少しでも増えれば」との考えで、空いた時間で、お節介的に労役提供しています。故に、「複業」にはなっていません。

ただ、先々は、こうした活動の延長から、複業収入を得て、それを「週末田舎暮らし」の充実化へ充当したいと考えています。「家のリノベーション工事・庭の整備・裏山に作る山のテラス・耕作放棄地の果樹園化」etc、やりたい事は山程あるのです。それらの投資費用を、「3.複業」でまかなえるようになれば理想です。。。

 

週末田舎暮らしに興味を持つ「”忙しい”ビジネスパーソン」にとって、限られた「時間やお金」等の保有資源の配分は、極めて重要です。できれば私みたいな遠回りはせず、時間と金を効率有効に使い、充実した「週末田舎暮らし(二地域居住)」を実現してもらいたいと思います。私は自ら実験台となり、今後も継続改善にTryしていきますが、こうした試行錯誤な実践情報がビジネスパーソンにとって少しでも役立てば幸いです。。。。

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