都会と田舎の二地域暮らしのバランス ~ Dual Life Balance ~ ~ 田舎の治癒力を都会のビジネスパーソンへ ~

成瀬 訓久(なりせ くにひさ) 平日は「東京で都会暮らし」、週末は「千葉の内房(鋸南町)で田舎暮らし」の週末田舎暮らし(二地域居住)をして15年。 田舎には「都会の人を癒す治癒力がある」と思います。 「都会での経済・効率優先の生活」と「田舎での原始・人間的な生活」のバランス(Dual Life Balance)を模索・追究しています。 私の試行錯誤な実践知見情報が、週末田舎暮らし(二地域居住)を検討する"忙しいビジネスパーソン"にとって役立つなら幸いです。

週末田舎暮らしが「高齢化社会問題を軽減」する!?

少子高齢化の進展に伴い、「労働力不足」や「社会保障財政の悪化」が見込まれ、人々が将来に不安を抱いています。その解決策の1つとして俎上に上がっているのが、高齢者の雇用促進です。政府の「一億層活躍プラン」では、女性と並び高齢者の就業が促進され、その効果が期待されています。

 

マクロ的な問題解決は政府に任せますが、ミクロ的な問題軽減に「週末田舎暮らし」が一助になるのではと考えます。

今日は、「高齢化社会の進展に伴い予見される問題」と「週末田舎暮らしが解決になりえる私の仮説」をまとめてみました。

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週末田舎暮らしで「季節の移ろい」を感じる(夏⇒秋)

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。。。

平日の忙しい都会生活では、季節の移ろいを感じる機会はあまりありませんが、「朝夕の風の涼しさ」や「雲の高さや形」等で、季節の移り変わりを感じます。

週末に田舎で生活していると、9月に「季節の移ろい」を感じる機会が、多面的に多々あります。

千葉の内房鋸南町)での、私の実例を共有します。

「週末田舎暮らし」に興味を抱き、将来的な実現を想う人にとっては、”リアル”な季節変化をイメージして頂き、今後の具現化の参考になれば幸いです。

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盆休み時の週末田舎暮らし

盆休みも、とうとう終わり。。。

今年は6日間を「週末田舎暮らし」の家(千葉_内房鋸南町)で過ごしました。

 

月に3回程、週末を田舎で過ごしていますが、大型連休時には、普段の土日では出来ない事に取り組みます。特に、盆休み時には地域の夏イベントがあるので、極力参加します。

 

私の今夏の実例を共有します。

「週末田舎暮らし」に興味を持ち、将来的な実現を想う人にとっては、”リアル”な具体イメージを感じて頂き、今後の具現化の参考情報となれば幸いです。

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週末田舎暮らしと「体調」について考える

今年前半の「週末田舎暮らし」を振り返ると、田舎の家にて、非活動的に「ゴロゴロ」と寝ている時間が多くありました。無為な時間を過ごしてしまったと後悔しています。。。

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土曜日の昼に東京を出発した後、13:30頃から千葉の内房鋸南町)の家に滞在しているのですが、気付くと、日曜の夕方まで「ダラダラ」と何ら活動的な行動はせずに時が過ぎ、夕暮れ時に大急ぎで「草刈り」や「海辺の散歩」をし、やっと体調にエンジンがかかってきた頃には夜になり、東京へ戻ってくる事が多々ありました。

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週末田舎暮らしの「効用」を考える

「週末田舎暮らし」を実践する前の「完全都会暮らし」の時期の自分を振り返ると、心が”イライラ”、行動が”セカセカ”していたと反省します。

平日は深夜まで仕事に追われ、土曜日は休日出勤、日曜日は翌週の仕事準備(読書・セミナー通学)みたいな生活を送っていました。その上、平日夜は、仕事上の飲み会や、相談(仕事・キャリア・人間関係etcに関する)を受けての食事会。これら仕事の他、プライベート生活(買い物・食事・遊びetc)もある訳で、日々、時間を切り刻みながら生活しつつ、「何で毎日こんなに忙しいんだ」と人生に嫌気を指す時期がありました。

現在の自分ならば、過去の自分に対し「自分の人生なんだから、他人主体では無く、自分主体で”優先すべき事を大胆に取捨選択し、選択と集中で傾斜時間配分すれば良いじゃん。。。」と助言できるのですが、当時は、「完全都会暮らし」を唯一の世界と思い込み、自らを置かれた環境に縛り、自分の時間や行動を主体選択的に意思決定出来ていなかったようです。。。

こうした完全都会生活を、抜本的に変えるキッカケとなったのが、千葉南房総エリア鋸南町での「週末田舎暮らし」でした。当初は、都会からの「一時的な現実逃避」として始めた「週末田舎暮らし」でしたが、長年継続する中で、その効用として感じるのが下記5点です。

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週末田舎暮らしと「住まい」について考える

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週末田舎暮らし(二地域居住)に興味を持つビジネスパーソンからの質問で多い内容は、「①時間、②金、③住まい」です。前々回は「①時間」について、前回は「②金」について記しました。

 

今回は「③住まい」について、私の取組みを共有したいと思います。

大きく下記3つに分けて述べます。

1.平日都会暮らしと週末田舎暮らしの定義を設定

2.平日都会暮らしの住まいを考える

3.週末田舎暮らしの住まいを考える

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週末田舎暮らしと「お金」について考える

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週末田舎暮らし(二地域居住)に興味を持つ”ビジネスパーソン”からの質問で多い内容は、「①時間、②金、③住まい」等であり、前回は「①時間」について記しました。

今日は、「②お金」について、私の取組みを共有したいと思います。

週末田舎暮らしを1つの「Project」と仮定し、お金の「支出(費用)」と「調達(源資)」の2つの側面から考えます。

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週末田舎暮らしと「時間」について考える

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週末田舎暮らし(二地域居住)に興味を持つ”ビジネスパーソン”からの質問で多い内容は、「①時間、②金、③住まい」等についてです。今日は、その中で一番重要な要素である「①時間」について、私の取組みを共有したいと思います。

私は、これら取組みにより、週末と連休を合わせて年間100日以上を田舎で過ごす今に至っています。まだまだ改善途上ではありますが、主な策を、田舎と都会の両側面において各3つ、計6つを共有させて頂きます。

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日曜の夜は都会へ帰る

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週末田舎暮らしの家は、自分の家なので、旅行と違い、宿のチェックアウト時間を気にする必要がありません。いつ何時に都会へ帰ろうと自由です。日曜夕方の渋滞を避ける為に、昼に田舎から都会へ出発するのも一択ですが、私は、夜まで田舎で過ごします。むしろ、これこそが、旅行の宿では味わえない、週末田舎暮らしの醍醐味だと感じています。

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大型連休時の田舎暮らし

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今年のゴールデンウィーク(GW)も今日で、とうとう終わり。日並びが良く10連休した方も多いようですね。私は、4/30(土)~5/5(木)の6連休でした。

大型連休といえば、年に3回です。それは、「初夏のゴールデンウィーク(GW)」「夏の盆休み」「年末年始の正月休み」です。殆どの方は、1週間程度の休みを取ると思います。

大型連休時は、海外や国内旅行を楽しんだり、帰省したりする人が多いと思いますが、私は、いつもの週末田舎である千葉の内房鋸南町)へ帰る事が多いです。

ほぼ毎週末、千葉の内房鋸南町)に居るのだから、大型連休時くらいは「他の地域に行った方が良いのでは?」「1週間も田舎の家に居て飽きないの?」と疑問視されることが多々ありますが、まったく飽きないのです。以前、連続2週間居た事もありますが、その時もまったく飽きませんでした。

ただ、大型連休時の田舎暮らしは、いつもの週末とは違う田舎暮らしをしています。週末の土日に時間制約で出来ない事に取組みます。主として下記4つです。

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